こんにちは。みかんです。

寝ていて明け方になると「イタタタタッ〜!」と急に足がつったり、ヨガや運動をしている時に、お腹や背中が「キュッ!」とつったり、この「筋肉がつる」という状態は多くの方が経験していると思います。

 

 

なぜ筋肉がつるのでしょうか?

つってる時って本当に痛くて辛い!一刻も早く治したい!

 

今回は、つった時の治し方と筋肉がつる原因、出来たらなりたくないので予防法を紹介します。

 

筋肉がつったときの治し方は?

足・ふくらはぎがつった時(こむら返り)

ふくらはぎの腓腹筋を伸ばして、筋肉の緊張を緩めます。

寝てても、座っててもいいので、足の裏を床(地面)につけて、足首を立ててキープする。

緩んできたらゆっくり動かす。

 

「足の裏を床につけて足首を立てる」のがポイントです。

足首を直角に立てることで、ふくらはぎが伸ばされます。

 

のあのあ

コレすごく効果あるにゃ!パパさんはいつもコレで治してるニャン

 

解剖学の先生に教えてもらったやり方ですが、すごく効果がありますよ!

 

足・足の指がつった時

足の指がつることもありますね。

指が変な方向へ向いて固まってしまって、びっくりしますよね。

 

足の指がつった時も、つっている箇所をゆっくり伸ばすのが基本です。

痛くて指を動かせない場合は、少し安静にしていると痛みが弱くなってくるので、痛みが弱くなってから手を使って足の指をじわーっと動かしましょう。

 

落ち着いてきたら、手の指と足の指を組み合わせて、足指の付け根を動かします。

 

お腹・背中がつった時

筋肉が収縮している状態なので、ゆっくり伸ばすことで治ります。

一気にカラダを動かさないように、少しずつつった箇所を伸ばすようにして安静にします。

 

太ももがつることも! ↓

運動中に太ももがつる!原因と対処法と予防法。太ももがつる原因は腰かも?

 

漢方薬を飲む

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

漢方で、こむら返り、筋肉の痙攣などに使われます。

 

お医者様でも処方していただけるし、薬局でも市販されています。

 

Amazon 芍薬甘草湯

Amazonなどインターネットでも買えますが、持病がある方はお医者様に相談してください。

心臓病がある方は服用しないで、主治医に相談してみましょう。

 

漢方はじっくり効果が出ると思われがちですが、この薬は即効性があるようです。

痛みが出たときに服用すると痛みが治まるようです。

 

夜中に足がよくつる友達は枕元に置いて寝てるそうですよ!

 

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筋肉がつるってどんな状態?

「筋肉がつる」というのは筋肉が痙攣している状態です。

筋肉は縮んだり伸びたりすることで関節を動かすことができます。

肘の関節で例えると、上腕二頭筋(力こぶが出来る方)を縮めて、上腕三頭筋が伸びて肘関節を曲げることが出来ます。

筋肉が冷えたり、硬くなった状態で、伸ばそうとすると反射的に縮もうとします。

神経から筋肉を収縮する指令が過剰に伝えられ、筋肉が一気に硬くなり、激しい痛みを伴います。

 

これが筋肉がつった状態です。

 

筋肉がつる原因は?

筋肉がつる原因として特定できるものではないのですが主な原因として以下が考えられます。

◯ 筋肉疲労

よく歩いたり、運動して足が疲れた時に足がつった、無理な体勢で体を捻った時にお腹がつった…など筋肉の疲労が原因でつることがあります。

 

また、運動不足などで筋肉が硬くなり、血流やリンパの流れなどが悪くなると同時に神経系や経絡などの流れも滞ってしまい、脳からの正常な神経伝達が上手く伝わらずに、筋肉がつるという症状が現れることもあります。

 

◯ ミネラル不足

ミネラルとは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミンと並ぶ5大栄養素のひとつで、人の体の組織を構成したり、カラダの調子を整える働きがあります。

カラダの中で作られないので、食べ物から摂取する必要があります。

 

その中でも、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどは、筋肉や神経の働きを調整する働きがあります。

偏った食事による栄養不足、または砂糖を分解するときにミネラルが多く消費されるので、普段から甘いものを取りすぎているなどで日常的にミネラル不足になっていると、筋肉がつりやすくなります。

 

また、高齢になるとミネラルを吸収しにくくなるので、筋肉がつることが起こりやすくなります。

 

◯ 水分不足

体内の水分が不足すると、栄養を体の隅々に行き渡らせることができなくなります。

夏は意識的に水分を摂ることが多いですが、冬は意外と水分不足になりがちです。

 

 

◯ 冷え

カラダが冷えると、血液の流れが悪くなり、筋肉も硬くなってしまいます。

血行が妨げられると、血液中のミネラルも届けられなくなるので、筋肉がつりやすくなります。

 

予防するには?

ストレッチ

筋肉が硬くならないように、お風呂上がりなどにストレッチでカラダを柔らかくしましょう。

ストレッチで筋肉が伸ばされると、血行が良くなり筋肉の疲労も軽減されます。

特に足の指は意識しないと動かすことが少ないので、筋力も落ちやすく、血流が悪くなりがちです。

足指を動かすオススメは、足の指と手の指を組んで、足指の付け根を動かしたり、足首回しをしましょう。

 

足首回しをするときは、しっかり足の甲を伸ばすとふくらはぎまで刺激されるのでふくらはぎの運動にもなりますよ。

足首回しは冷えの予防に! ↓

しゃがめない原因は足首の硬さ!冷え性にも効果的な足首回しをしよう。

 

バランスのいい食事をとる

筋肉の疲労回復には、ビタミンB1やクエン酸がいいと言われています。

ビタミンB1が多い食品…豚肉、うなぎ、レバー、卵など

クエン酸が多い食品…グレープフルーツ、レモン、梅干しなど

 

カリウムが多い食品…バナナ・ほうれん草・アボガド・トマトなど

マグネシウムが多い食品…あおさ・のり・ごま・アーモンドなど

カルシウムが多い食品…チーズ・ヨーグルト・干しエビ・小魚・アーモンドなど

 

日常で手軽に摂取できる食べ物でオススメなのがアーモンドです。

アーモンドにはカルシウム・マグネシウムが多く含まれていて、ビタミンEも摂れるので血流の改善も期待できます!

 

アーモンドについて詳しくはこちらをどうぞ!

アーモンドの凄い効果!1日何粒食べるといいの?食べ過ぎはダメ?

 

水分も忘れずに補給しましょう。

寝る前に白湯を一杯飲むだけでも、朝方の足がつる予防になります。

 

カラダを温める

カラダが冷えていると筋肉が硬くなって血行不良になるので、カラダを冷やさないようにしましょう。

寒い時期に運動するときは、しっかりウォームアップして筋肉を温めて、柔軟性を高めてから運動するようにしましょう。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

◉ 筋肉がつる原因は、主に筋肉疲労・ミネラル不足・水分不足・冷えが考えられる。

◉ 筋肉がつった時の対処法は、つった箇所をゆっくり伸ばして筋肉を緩める。

◉ 芍薬甘草湯も効果がある。

◉ 予防するには、ストレッチでカラダを柔らかくする、栄養バランスを整える、カラダを温める。

 

いろいろ試してもしょっちゅう筋肉がつる、痙攣する…という場合は内臓機能の低下や病気が原因になっていることも考えられます。

頻繁につる時は、お医者さんに相談してみましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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