こんにちは。みかんです。

シナモンお好きですか?

あのスパイシーなのにほんのり甘い独特の香りは、好きな方と苦手な方がきっぱり分れますね。

 

世界最古のスパイスとも言われ、「桂皮」という名称で生薬としても用いられるシナモンは、最近の研究で毛細血管を修復する作用があることが明らかになったそうです。

 

毛細血管は体中に張り巡らされている血管の99%を占め、細胞へ酸素や栄養分を運ぶ人体最大の臓器です。

健康や美容の要とも言える毛細血管は40代くらいから劣化しやすくなり、血液が流れなくなった毛細血管は消えてなくなっていくそうです。

この状態が血管のゴースト化です。

 

そんな大事な毛細血管を修復してくれるなんて!

香りが嫌〜とか言ってられなくないですか?!

 

今回は、シナモンの効能とその適量、いつ摂れば効果的?を紹介していきます。

 

目次

シナモンの効能は?

殺菌・抗菌作用

世界最古のスパイスと言われるシナモンは、紀元前4000年ごろからエジプトでミイラの防腐剤として使われ始めたそうです。

 

毛細血管の修復作用

シナモンの独特の香りの元となる成分「シンナムアルデヒド」が毛細血管を修復させる作用があることが報告されています。

毛細血管が元気になれば、血流が良くなるので冷え性やむくみの改善が期待できます。

また、肌や頭皮に栄養素が行き渡るので、美肌や抜け毛、白髪の予防も期待できます。

毛細血管は二重構造になっていて、二つの層はTie2という分子が活性化されることによってぴったりと接着されています。

ですが、年齢と共にTie2を活性化させる成分の分泌が少なくなり、Tie2が活性化されなくなると二重構造の血管に隙間が出来て血液が漏れ出してしまいます。

この弱った血管を修復できるのが、シナモンに含まれる「シンナムアルデヒド」という成分で、Tie2を活性化させる働きがあるので毛細血管を修復・若返らせる効果があります。

 

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リラックス効果

シナモンの独特なスパイシーで甘い香りは鎮静作用と気分を上げる作用の両方を併せ持つとされており、ストレスなどによる気分の落ち込みを軽減させる作用があると言われています。

 

シナモンが持つ体に作用する効能をまとめると…

◯ 殺菌効果

◯ 冷え性の改善

◯ むくみの改善

◯ 美肌効果

◯ アンチエイジング効果

◯ 抜け毛・白髪の予防効果

◯ 代謝アップ効果(ダイエット効果)

◯ リラックス効果

 

 

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シナモンの適量は?

シナモンの1日あたりの適量は0.6グラム〜3グラムと言われています。

効果を期待するあまりたくさん摂りすぎるのはやめましょう。

サプリメントで摂取する場合は特に過剰摂取に注意が必要です。

 

0.6グラムってどれくらい?

小さじで測ってみました。

0.1g単位のハカリじゃないので、ピッタシ正確ではないのですが…1グラムで小さじ約2/3ぐらい。

ということは…おおよそで0.6グラムは小さじ1/3くらいですね。

 

小さじ約1/3を紅茶に入れて飲みましたが、ちょうどいい量でしたよ。

 

シナモンの種類について

あまり知られていませんがシナモンの原料になる植物は、セイロンシナモン、カシアという2種類があり、セイロンシナモンの方が上品な香りで高級とされています。

 

セイロンシナモンとカシアでは、1日の摂取量が変わってきます。

 

近年、シナモンの香り成分の1つであるクマリンという物質を過剰に摂取することにより、肝障害が誘発されることがわかってきました。クマリンは、セイロンシナモンよりもカシアに多く含まれる成分です。
ドイツでは、ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)が、耐容一日摂取量(人が一生涯にわたり摂取しても健康への影響上問題ないとされる一日当たりの摂取量)を、体重1キログラム当たり0.1ミリグラムに定め、注意喚起をしました。

出典:東京都福祉保健局

 

日本では主にカシアを原料として使用されることが多いのですが、カシアの方がクマリン成分が多いので、毎日シナモンを多く摂取するという方は、セイロンシナモンを選ぶ方が安心できますね。

 

ちなみに…市販されているシナモンの原料には、セイロンシナモン、カシアなどの記載がないことが多く、ブレンドされていることもあります。

セイロンシナモンを入手したいときは、セイロンシナモン(スリランカシナモン)と確認できるものを購入しましょう。

 

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シナモンはいつ摂るのが効果的?

シナモンを摂取するのは特に決まりはありません。

ただ、美肌効果やアンチエイジング効果を特に求めるのなら、寝る前に摂るのがオススメです。

 

寝ている間に出る成長ホルモンにより効果が増幅されることが期待できます。

また、シナモンの香りのリラックス効果で安眠効果も期待できますね。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

◉ シナモンの効能として殺菌・抗菌作用がある。

◉ シナモンの効能として毛細血管修復作用がある。

◉ シナモンの効能としてリラックス作用がある。

◉ 1日の適量は0.6グラムから3グラム。

◉ セイロンシナモンとカシアという種類がある。

◉ セイロンシナモンの方がクマリン成分が少ないので安全。

◉ 寝る前に摂ると美肌効果、アンチエイジング効果、リラックス効果が特に期待できる。

 

コーヒー、紅茶、ココアに入れたり、シナモンシュガートースト、焼きりんごシナモン、アップルパイ…シナモン好きな人は美味しく摂取できるありがたいスパイスですね。

 

シナモンの独特の香りは好き嫌いが分かれると思いますが、40代を過ぎたあたりからは美容・健康のために意識して取り入れて、毛細血管を元気にしておきたいです。

ですが、摂りすぎるは肝障害を引き起こす可能性があるので、くれぐれもたくさん摂りすぎないようにしましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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