こんにちは。みかんです。
「梅干し」日本の伝統的な保存食ですね。
梅雨の時期に収穫された完熟梅を塩漬けして、梅雨が明けたあと晴天が続く日を利用して日に干して仕上げます。
梅干しは昔からカラダにいいと言われています。
今年は縁があって梅干し作りに初めてチャレンジしてみました。
それが意外と簡単!(まだ途中段階ですが…)
梅干しって干すのが大変そうだなぁって思いますよね?
実は、干さない梅干しもOKなんですって!
干さないバージョンは「梅漬け」と言われています。
今回は梅干しの効能と、梅干しと梅漬けの違いを紹介します!
目次
梅干しの効能は?
疲労回復効果
梅干しは酸っぱいですよね。
この酸っぱさは梅干しに含まれるクエン酸によるものです。
クエン酸には乳酸を抑える働きがあるので、梅干しを食べることで疲労物質が作られるのが抑制されるので疲労回復効果が期待できます。
夏バテにもぴったりの食品です。
運動後に「乳酸が筋肉に溜まった」「乳酸は疲労物質」というイメージがある方も多いと思いますが、乳酸は疲労回復を助けるエネルギー源であることが新たな研究でわかったきたそうです。 乳酸=疲労の原因ではないのですが、乳酸が多すぎるのは疲れている状態でもあるので、疲れがない状態にするために乳酸を減らす必要があります。
抗菌・抗酸化効果
梅干しに含まれる植物ポリフェノールの一種「梅リグナン」には強い抗酸化作用があり、カラダのサビの原因と言われる「活性酸素」を抑える働きがあります。
活性酸素は、カラダの老化現象や生活習慣病、ガンなどを引き起こすが原因のひとつと言われています。
また「梅リグナン」は抗菌作用、クエン酸にも高い殺菌効果があるので、お弁当の真ん中に梅干しを乗せる「日の丸弁当」はとても理にかなった食べ方です。
梅干しには食中毒の原因である「黄色ブドウ球菌」の増殖を防ぐ機能があることが研究で分かっています。暑さや湿度で体力が落ちると免疫力も下がってしまうので、細菌の影響を受けやすくなります。普段は大丈夫でも体力の落ちやすい梅雨から夏、秋にかけては積極的に抗菌作用のある梅干しをお弁当に入れるようにしましょう!
美肌効果も!
先ほどから出てきている「クエン酸」と「梅リグナン」には、肌を美しくする効果も期待できるんです!
「クエン酸」には老廃物の排出を促す作用、「梅リグナン」の持つ抗酸化作用はシミやシワの原因を抑制する働きがあります。
また、梅干しを食べた時に多く出る唾液には「若返りホルモン」が含まれているそうですよ!
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梅干し作りの工程
梅干しを作る工程を簡単にまとめてみます。
① 黄色く熟した梅を消毒した容器に梅・塩・梅・塩と交互に入れる。
② 重石をして冷暗所で保管する。
③ 梅酢が上がってくる。
④ 梅雨明けを待って、土用のころ晴天が続く日を狙って3日ほど干す。
超簡単にまとめるとこんな感じです。
ネットで調べると詳しく作り方を教えてくれるサイトがたくさんあるので、自分の好みの梅干し作りを検索してみてくださいね。
はちみつを加えたり、黒糖を加えたり、塩分の濃度なども様々ですよ!
うちはこちらのサイトを参考にさせてもらったにゃん!のあ
梅干し作りをざっとみるととても簡単だと思いませんか?
でも、気になるのが④の「干す」という作業。
少し大変そうだなあって思いますよね。
お仕事されてる方は干して出かけたのに、急な雨が降ったら「あ〜!梅干しが!!」ってなってしまいます。
そこで、干さないのが「梅漬け」です。
梅漬けと梅干しの違いは?
作り方の違いは、単純に日に干すか干さないかの違いです。
では、梅漬けと梅干しの違いを見てみましょう。
◯梅干し
・太陽光に当てることで殺菌し、余分な水分を飛ばして保存性が高くなる。
・干すことで皮が柔らかくる。
・色が濃くなる。
◯梅漬け
・皮が少し固め。
・保存期間が短く半年以内に食べきるようにする。
・干すという工程がないので、塩漬けして1ヶ月ほどで食べられる。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
◉ 梅干しには、疲労回復効果、抗菌抗酸化効果、美肌効果が期待できる。
◉ 塩漬けの梅を土用の頃に3日ほど干すて保存瓶に戻す梅干し。
◉ 塩漬けの梅を1ヶ月ほどすると食べられるようになる梅漬け。
◉ 梅干しは皮が柔らかく、保存期間が長くなる。
◉ 梅漬けは皮が少し固めで、半年ほどで食べきる。
夏は抗菌作用が優れている梅干しは食中毒の予防に最適ですね。
また、梅干しの疲労回復効果、食欲がないときにも梅干しの酸味で食欲増進効果が期待できるので夏にぴったりの食品です。
夏に向けて手作りの梅干しチャレンジしてみてはいかかですか?
梅漬けなら干す手間が省けて簡単です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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