夏のどこまでも続く青空もいいけど
雲が模様をつくる澄んだ秋空は気持ちがいいものです。
はぁ〜っと深呼吸したくなりますよね。
こんにちは。みかんです。
リンパを流すと疲労回復…の記事で、腹式呼吸をすると
リンパが流れやすくなることを書きました。
読まれてない方はぜひ!↓
リンパを流すと疲労回復、免疫力アップ!秋バテにも最適ですね。
では、よく聞く腹式呼吸、胸式呼吸。
どう違うのか?それぞれどんな効果があるのか?
私たちに欠かせない呼吸、それぞれの違いを見ていきましょう。
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目次
腹式呼吸とは?
一般的に、私たちが寝ている時に行っている呼吸です。
赤ちゃんや小さい子供はよくわかりますよねー。
寝てるとき、呼吸に合わせて、お腹が膨らんだり、へこんだりしていますよね。
息を吸った時に、肺が膨らみ、横隔膜が下に下がります。
下がってきた横隔膜に内臓が押し出されて、お腹が膨らむんです。
息を吐くときは、肺が縮んで、横隔膜が元の位置に戻ります。
横隔膜に押されていた内臓が元の位置に戻ります。
お腹がへこんでいきます。
お腹に空気が入る訳ではないんですねー。
考えたら当たり前なんですが…
実は私、最初、お腹に空気が入るのかと思ってたので…(≧▽≦)ゞ
この横隔膜を動かす…というのが、腹式呼吸のいいところなんです。
横隔膜が上下することで、内臓が動かされるので、
内臓をマッサージしてるのと同じなんですね。
内臓をマッサージすると、血液やリンパの流れがよくなります。
血液が動くということは、カラダが温まってきます。
ほかにも、リラックス効果があります。
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なぜリラックス効果が?
胃腸など消化器系が働くのは副交感神経が関わっています。
副交感神経は、カラダをリラックスさせる働きがあります。
食後に眠たくなりますよねー。
あれは胃腸が働き始めて、副交感神経が活発になるからなんですね。
ぐうたらじゃないんです!正常なんです(笑)
同じ効果が、腹式呼吸で内臓を動かすことで起こっているんですね。
胃腸を動かすことで、副交感神経が活発になり
リラックス効果が現れるんです。
さらに横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群といった
インナーマッスルが働くので、筋肉量が増えて体幹が安定し、
基礎代謝もよくなってきます。
胸式呼吸とは?
胸の動きを使う呼吸です。
普段起きている時、無意識に胸式呼吸をしている方が
多いと思います。
息を吸った時に、肺に空気が入るので
肺を包み込んでいる胸郭が広がります。
両手をカラダの横から肋骨に置いて、息を吸ってみてください。
肋骨が横に広がり、肩が少し持ち上がるのが
手で感じられると思います。
胸式呼吸は交感神経が刺激されるので、
頭やカラダがスッキリ、目覚めます。
活動的なカラダの状態を作るのに適しているので、
朝のラジオ体操の深呼吸はぴったり合っているんですねー。
腹式呼吸の方法
1 両手を下腹部に当てます。(立ってても、寝転んでても、椅子でもOK)
お腹を膨らませるイメージで、鼻から息を吸います。
2 鼻からゆっくりと吐いていきます。
鼻から吐くのがしんどい時は、口から吐いても大丈夫です。
大体の目安でいいんですが、
4つで吸って、6つで吐く…吸う息の1.5倍くらいかけて吐く。
慣れてきたら
4つで吸って、8つで吐く…吸う息の2倍くらいかけて吐く。
慣れるまではうまく出来なくて、しんどくなるかもしれません。
筋肉は使うほど、慣れてくるので、無理しない程度で続けてみましょう。
わかりやすい動画をお借りしましたので、
ぜひ参考にしてください。
胸式呼吸の方法
1 背筋を伸ばします。両手をカラダの横から肋骨に当てます。
(立ってても、寝転んでても、椅子でもOK)
胸を膨らませるイメージで、鼻から息を吸います。
2 両手が横に広がるのを感じます。
お腹が膨らまないように、おへそを背骨の方へ引っ込めておきます。
3 自然に吐いていきます。
お腹は引き締めたまま吐いていきましょう。
胸式呼吸はピラティスで使われる呼吸です。
こちらの動画でわかりやすく説明されているのでお借りしました。
いかがでしたでしょうか?
呼吸は常にしているのに、普段は意識することないですよね。
私たちの体は、自律神経が働いてくれているので自然に、
心臓が動き、血液が流れ、ホルモンが分泌され、呼吸も促される…
唯一私たちがコントロールできるのは、呼吸だけなんです。
時々、自分の呼吸を意識してみてください。
緊張してるなーって思ったら、お腹を使って腹式呼吸をするなど
呼吸でリラックスを促してあげましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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