こんにちは。みかんです。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、全身のかゆみ…
花粉症やアトピー性皮膚炎のアレルギー症状は本当につらいです。
でも、薬はあまり好きじゃない…。
そんな方にオススメなのが、毎日飲むお茶です。
お茶にアレルギー症状が抑えられる効能があって、美味しく飲めるなら嬉しいですよね。
毎日、気が向いたときに気軽に飲めるようなノンカフェインのお茶を7つ選んでみました。
アレルギー症状に効果があるもので、お好みのお茶を探すヒントにしてくださいね。
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目次
どくだみ茶
どくだみ茶のどくだみは十薬という生薬名がつけられている薬草で、10種類の薬効があると言われています。
デトックス効果が高いことでも有名です。
どくだみに含まれるクセルシトリンという成分には強い利尿効果があり、カラダに溜まった老廃物や毒素を排出する働きがあります。
カリウムも多く含まれていて、余分な塩分の排出作用があります。
アトピーなどの肌の症状は、カラダの中に溜まった毒素が原因の場合もあり、腸内環境をよくすることで症状や体質の改善が期待できます。
どくだみ茶の副作用は?
便秘の改善には役立つのですが、お腹が緩い人が飲みすぎると下痢になってしまいます。
また、カリウムが多く含まれているので、腎臓病などカリウムの摂取制限がある方は控えた方がいいかもしれません。
どくだみ茶の味は?
少し苦味があり、クセがある味ですね。
そのクセを美味しいと感じるか、マズいと感じるかは好みですね…。
子供さんやクセのある味が苦手な方は、ハトムギ茶や麦茶とブレンドすると飲みやすくなりますよ。
柿の葉茶
柿の葉のお茶で、柿は「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われるほど栄養価の高い果物です。
お茶の葉はビタミンCが多く含まれていますが、柿の葉は緑茶の約20倍のビタミンCが含まれているそうです。
柿の葉のビタミンCは、熱に強いので暖かいお茶として飲んでもビタミンCがちゃんと摂取できます。
ビタミンCは肌の水分を保つ作用があるので、アトピー性皮膚炎のかゆみの原因となる乾燥肌を改善する効果が期待できます。
また、アストガラリンという成分がアレルギーを抑制させる働きがあると言われています。
柿の葉に多く含まれるタンニンは、ポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去する働きがあります。
柿の葉茶の副作用は?
タンニンはカラダにいい作用があるのですが、摂りすぎるとカラダに害をもたらします。
タンニンは鉄分と結びつく性質があるので、貧血気味の人が柿の葉茶をたくさん飲むと貧血の症状が現れることがあります。
また、タンニンには下痢止めの効果もあるので、便秘のときに柿の葉茶を飲みすぎると便秘の症状が悪化するおそれがあります。
*食前食後など栄養を吸収する時間には飲むのを避けましょう。
*煮出さず、70度くらいのお湯で入れるとタンニンの量を減らせます。
柿の葉茶の味は?
クセもなく飲みやすい味だと思います。
煮出してしまうとタンニンの渋みが出てしまうので、少しぬるめのお湯で蒸らすように入れると飲みやすく美味しいお茶です。
甜茶(てんちゃ)
中国の昔からある薬草茶の一つで、「幸せを呼ぶお茶」と言われているそうです。
花粉症対策に効果があるお茶として有名ですね。
甜茶に含まれている成分、甜茶ポリフェノールは抗アレルギー効果があるとされていて、アレルギー反応の原因となるヒスタミンの分泌を抑える働きがあると言われています。
ひとつ注意点があります!
甜茶は4種類あり、その中で抗アレルギー作用があるのは、バラ科の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)が使われているものだけだそうです。
甜茶を選ぶときに確認してみましょう。
*バラ科なので、枝にトゲがあります。
甜茶の副作用は?
甜茶には特に飲み方の注意点や飲み過ぎによるカラダへの害は認められていないようです。
花粉症の症状を抑えるとして人気のあるお茶なので、花粉の飛散が始まる前から飲み始めることで効果が得られやすいと言われています。
甜茶の味は?
甜茶は甘みがあるのが特徴です。
私の持ってるお茶のイメージは、甘いといってもほんのり甘いくらいかなと思っていたのですが、甜茶はしっかり甘かったです。
飲みやすいので、甘みの好きな方やお子さんには喜ばれると思います。
私は甘さが苦手で…続けられなかったです…。
ルイボス茶(ルイボスティー)
南アフリカの「不老長寿の秘薬」とも言われているお茶です。
ルイボス茶にはケルセチンといった抗酸化成分SODが多く含まれていて活性酸素を除去する働きがあります。
ポリフェノールの一種であるケルセチンの抗酸化作用により皮膚の炎症を抑え、活性酸素が少なくなることでアレルギー症状の軽減が期待できます。
ルイボス茶の活性酸素を除去する働きにより、カラダのあらゆる「老化」を防いでくれると言われています。
新陳代謝が正常になるので、肌や髪がキレイになったり、白髪が少なくなったり、美容のためにルイボス茶を飲んでる方も多いそうですよ。
ルイボス茶の副作用は?
基本的には副作用と言われるものはないようですが、まれに体質に合わない場合もあるそうです。
多くの食物繊維、マグネシウムが含まれているので、もともとお腹が弱い方がたくさん飲むと腹痛や下痢などの症状が現れることがあります。
もともと日本にあるお茶ではないので、カラダの調子をみながら薄めのルイボス茶から試してみるのが安心です。
ルイボス茶の味は?
ルイボス茶は紅茶のような鮮やかな色で、味もさっぱりして苦味のないストレート紅茶のようです。
飲みやすい味だと思います。
しっかりした効能を期待して飲むなら、オーガニックの品質がよいお茶を選び、10分以上煮出して成分をしっかり抽出するのが良さそうです。
ハトムギ茶
ハトムギは、イネ科の植物で栄養豊富な穀類です。
ハトムギの殻を除いて乾燥させた粉がヨクイニンと呼ばれ、昔からイボやニキビに効果があるとされています。
ハトムギに含まれるコイクセラノイドという成分には、皮膚を修復する作用、抗腫瘍作用があり、アトピー性皮膚炎などに効果があると言われています。
ハトムギは殻をむいて白米と一緒に炊いて食べられますが、殻ごと煎じるハトムギ茶が手軽ですね。
ハトムギ茶の副作用は?
ハトムギ茶には、副作用の報告はほとんどないそうですが、ハトムギには子宮収縮を促進させる可能性があるので、妊娠中は避けましょう。
ハトムギ茶の味は?
ハトムギ茶はクセもなくとても飲みやすいと思います。
麦茶にコクと香ばしさを足したような味ですね。
煮出す時間によって濃さや味も変わってくるので、お好みの味を探してみるのもいいですね。
クセがないので、他のお茶とブレンドもしやすいお茶です。
ごぼう茶
中国から薬草として伝わってきたごぼう。
ごぼうを丸ごと取れるごぼう茶は、食物繊維が豊富に含まれていて、デトックス効果が有名ですね。
ごぼうの皮の部分にはサポニンというポリフェノールが多く含まれているので、抗酸化作用も期待できます。
ごぼう茶に含まれる豊富な食物繊維やオリゴ糖が腸内環境を整え、カラダの中の老廃物を排出する働きが高められるのでアトピー性皮膚炎などの肌の修復にも効果が期待できます。
ごぼう茶の副作用は?
ごぼう茶の副作用は、飲み過ぎによるものが多いようです。
食物繊維の過剰摂取により下痢の症状が現れることがあります。
抗酸化作用が期待できるサポニンが多く含まれていますが、サポニンはそのまま摂ると毒性が強く逆に体調が悪くなることがあります。
自家製のごぼう茶を作るより、成分の配合がしっかりしたごぼう茶を購入するのが安心だと思います。
ごぼうにアレルギーがある方もごぼう茶は避けましょう。
有機高原ごぼう茶はオススメにゃん!
ごぼう茶の味は?
ごぼう茶はとても好みの分かれるお茶だと思います。
「ごぼうの味」がお好きな方には土っぽさが香ばしく感じられると思います。
シジュウム茶
シジュウム茶は南米にある樹木の葉を乾燥させたお茶です。
昔から皮膚病に効果がある薬草として使われていたそうで、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーに効果があるとして注目されています。
シジュウムに含まれるタンニンは抗酸化作用があり、アレルギー反応を起こすヒスタミンやロイコトリエンを抑える働きもあると言われています。
シジュウム茶はグァバと同じフトモモ科の植物なので、グァバ茶と非常に似ていてその効能もほぼ同じだそうです。
シジュウム茶の副作用は?
シジュウム茶はタンニンが多く含まれているので、貧血気味の人は薄めたり、量を飲みすぎないようにしましょう。
柿の葉茶と同じでタンニンは鉄分と結びついて吸収を阻害したり、便秘の症状を悪化させるおそれもあるので、便秘の方も飲みすぎないようにしましょう。
シジュウム茶の味は?
シジュウム茶もグァバ茶も飲んだことないんです。
なので、ネットの口コミの意見を探してみました。
・ミント系の青草っぽい独特な味
・はっかみたいな薬草っぽい味
・苦くてクセのある味
・爽やかな香りでクセがない味 と…様々でした。
飲んだら味の感想を追加するにゃー
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
お茶は薬ではないので、飲んですぐに効果があるのは少ないと思います。
気長に味を楽しむ気持ちで飲み続けましょう。
それには、好みの味であることが大切ですね。
カラダのため!と嫌々飲むより、美味しい〜っとホッとできることで、カラダにも気持ちにもリラックス作用が生まれます。
リラックス、笑顔は免疫をアップさせるのにとても大切です。
いろいろ試してぜひ自分の好みとカラダにあったお茶を見つけてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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